ウレタン防水とは?
ウレタン防水(密着工法)
ウレタンゴム系塗膜防水(ウレタン防水)は、液体状の材料を使って仕上げる工法です。ウレタン樹脂を塗布した材料が化学反応して硬化し
ゴム状になるので弾力性のある防水膜が出来ます。屋上やベランダに適しています。
☆メリット
密着工法はウレタン樹脂を下地に直接塗るシンプル工法なので、比較的工期が短く、費用も低価格です。
複雑な場所でも継ぎ目がないので継ぎ目からはがれて雨漏りする心配がないです。
メンテナンスも簡単で上から重ね塗りができるので、軽く家に負担がかかりません。
☆デメリット
ウレタン防水は職人の手作業になりますので、職人の腕次第で防水機能の発揮が変わります。
なので、ウレタン防水を依頼する際は信頼のできる業者を選択することが重要です。
ウレタン防水は耐久性が低く、メンテナンスの頻度が多くなります。耐久年数が10~13年なので、
長持ちさせる為に5年に1度の表面トップコート塗布をお勧めします。
・プライマー塗布
・ウレタン樹脂を塗布
・トップコート塗布で完了
ウレタン防水(通気緩衝工法)
通気緩衝工法とは、下地に通気性能がある通気緩衝シートを貼り付け、その上からウレタン樹脂を塗布する工法です。
通気緩衝シートの無数の小さな穴から、内部の水分や湿気を逃がす耐久性の高い工法です。
なので、密着工法よりも工程が多く、工期と費用が掛かります。
出入りの多い屋上・ベランダ・ルーフバルコニーなどのあらゆる箇所に適した工法になります。
①プライマー塗布
②下塗り剤塗布
③通気緩衝シート貼り
④ジョイントテープを貼る
⑤ウレタン樹脂塗料(中塗り)
⑥ウレタン樹脂塗料(上塗り)
⑦完了