屋根・屋上(陸屋根)
屋根・屋上は雨や風、紫外線などの外的要因の影響を最も受ける場所です。雨漏りなどにより、建物の構造自体の劣化を引き起こす恐れがあるため、早急な対策や定期的なメンテナンスが必要です。建物の種類や形状、防水の状態やご予算などにより、さまざまな屋根材や工法のご提案が可能です。
最低でも年に1回は屋根・屋上の状態を把握し、良好な状態の維持をめざしましょう。
瓦屋根
瓦屋根は他の屋根材(スレート・アスファルトシングルなど)に比べると、耐久性に優れています。防水性の高さや部分的な補修が可能など、さまざまなメリットが期待できます。
しかし、家屋の重量が増すため地震の揺れに弱いという点以外に、ひび割れによる雨漏りにも注意が必要です。
コンクリート建造物
一見すると非常に強固に見えるコンクリートですが、内部にはわずかな空隙が生まれています。そこへ水や塩化物イオン、酸素や二酸化炭素などが入り込み、コンクリートの劣化を引き起こすのです。
外壁や窓枠
雨漏りの原因として、外壁や窓枠の劣化も疑われます。特に窓の周囲のコーキングが劣化すると、建物内部に漏水しやすくなります。外壁の場合は防水層の劣化が疑われます。壁内以外にも、サッシ枠の内部なども湿気が溜まりやすい場所です。漏水を防ぐには、定期的なメンテナンスが大切です。
金属屋根・スレート屋根・板金
金属屋根は瓦葺屋根に比べると、コストパフォーマンスに優れています。軽量で強度も高く、商業施設や事務所などの建築物にも多く用いられています。豊富な材質からお選びいただけるのが特徴です。「亜鉛鋼鈑」が一般的ですが、「ガルバリウム鋼鈑」や「ステンレス鋼鈑」などの耐久性を強化したタイプ、和風建築や神社仏閣には「銅鈑」などもあります。当社ではお客様のお住まいに合わせた工法や素材を選択し、長く安心して暮らせる修理の提供を大切にしております。