堺市南区 FRP防水 塗膜捲れ
最近、よく雨が降りますね。今週はやっと晴れが続きそうですね！本日の工事のご依頼は堺市南区在住、お家を建てられてから10年以上。
木造の窯業系サイディングボード貼り、屋根は化粧スレートです。お悩みはベランダFRP防水の塗膜の捲れ。
下地の合板が見えてしまっています。トップコートがひび割れそして、捲れる原因は大体２つに分けられます。
１つ目はトップコートの塗布量の問題。もう一つ目はトップコートが硬化するまでのオープンタイムの問題です。トップコートの塗布量は㎡当たりの基準値が0.4kgと定められています。（ただしトップコートのメーカーによります）この塗布量が多い場合にひび割れまたは捲れることが多いです。
次に、硬化までのオープンタイムですが、トップコート塗布後、数時間後に硬化が始まるのが理想なのですが、しかしながら天候の都合や現場での工程などの段取りで早めに硬化するように調合したり、気温を考慮せずに調合する事で、より硬いトップコートが形成されてしまいます。
この２点がひび割れる原因として多いですね。
トップコートのひび割れまたは膨れは、すぐには雨漏れに影響を及ぼさない場合がほとんどです。なぜなら、トップコート塗布以前に硝子繊維マットの上に樹脂を流していますので防水層はトップコート以前に形成されており、トップコートが無くても防水ができている状態だからです。但しよくないのは硝子繊維が見えてきているのに放置したりしないで小まめに手を加えることが大事だと思います。
浮いている塗膜を除去して下地処理、下塗り、上塗り2回で施工致しました。
施工後は水が玉のようにはじけています！
自分のお家の劣化状態を知りたい方
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泉北ニュータウン 堺市南区 株式会社中山建装
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