屋根・外壁塗装工事

こんにちは！

㈱中山建装の中山です。ワールドカップ盛り上がってますね。残念ながら日本代表は負けてしまいましたが他の国も気になり

見入ってしまって寝不足で、プログの更新をサボってしまいました。

さて、本日御紹介するのは和泉市にて木造2階建て外壁はサイディングボード、屋根は厚型スレート洋瓦です。

上記の写真は何らかの原因でサイディングボードが浮いてそれをビスでとめなおした状態です。少しわかりにくいですが

白くなっているのはビスの上から外部用パテで、ビス穴を平坦にした状態です。

サイディング張の工法ですが、メーカーや種類も沢山あって色々ですが通気層を設ける工法が防水性の高い工法だと思います。

通気層を設ける方法とは木材の柱等に透湿防水紙を貼り、胴縁と呼ばれる木材を縦方向に打ち付けその上からサイディングボード

をはります。縦胴縁の厚み分だけ通気層となり、古くなったコーキングの割れ目からの漏水や、結露からの湿気等の水分を通気層を

通って基本的には基礎コンクリートの上の水切りから排出し乾燥します。しかしデザイン上通気層をなくしたり

構造的に胴縁を横方向でとめたりすると、雨水や湿気が排水されにくく内部で滞留することにより木部の腐食につながります。

サイディングは張ってしまうと中が見えませんので、施工業者を信用するしかありません。一番安心なのは定期的に点検しておくことで

施工不良の早期発見につながります。